恋愛のチャンスは色々なところに転がっていますが、通学や通勤で使う電車やバスなども、出会いの場所の中に入ります。
毎日通学・通勤で使っている車内で、何となく気になってしまう人というのがいたりしますが、特に会話を交わしたこともないのに、どうして好感を持ってしまうのでしょうか?
●「単純接触」という魔法
人はどうしても初対面の人には警戒心を持ってしまいますが、これは人間の本能によるもので、自分に危害を加える人間かをチェックすることで、自分の身を守ろうとします。ところが、話したりはしないものの、毎日顔を合わせることでこの防御本能は和らいでいき、少しづつ好感を持つようになります。この防御本能をやわらげてくれるのが「単純接触」なのです。
出典:強力おまじないの神様
・単純接触の原則とは?
単純接触は第一印象が勝負なので、第一印象で「あ、これは気が合わなさそう」「何となく馬が合いそうにない」などと感じてしまうと、最初に感じてしまった印象が足を引っ張ることとなり、顔を合わせる機会が増えれば増えるほど、相手への嫌悪感ばかりが増すことになります。
単純接触の原理を活かすには、自分が相手に平均点以上の好感を持たれていることが前提となります。ということは、好感を持ってもらえるように、普段から服装や髪型などを整えるようにし、汚い格好や変なイメージを持たれないように気を使うことが大切です。
・相手との距離が近ければ近いほど、好きになりやすい
誰かの恋愛対象になるには、まず相手の近くにいて何らかの形で関わっていく必要があります。
漫画などでよく見かけますが、黙ってみつめていたら相手が自分の事を気にしてくれた、話したこともないけれど、放課後にラブレターを渡したら、彼の方も自分の事を想ってくれていた。なんてことは万に一つもありません。
人は自分の近くにいる人ほど意識しやすいので、遠くで見つめているのではなく、まずは好きな相手の行動範囲に入っていき、同じ空間で過ごすこと、まずは友達になって心理的な距離を近づけたり、自分から積極的に彼の視界の中に入ることが大切です。
とは言っても、同じ空間にいてもどきどきして何もしゃべれないという人は、できるだけポジティブさを感じさせるように、相手と目が合ったとしたら、決して自分の方から目線をそらすことはせず、にっこり微笑んでみて下さい。
日本人は目が合ったら、何となく失礼だという風潮がありますが、見つめ返してきたり、さらに優しく微笑まれたりしたら、あなたの事に好感を持っている相手なら、なおさらドキドキしてしまいます。
おわりに
恋愛は、遠くの美人より、気心の知れた相手と結ばれる傾向が高いので、自分は美人じゃないから選ばれないと決してあきらめてはいけません。自分が地味だなと思うなら、いつもと違うイメージの服を着てみたりとイメチェンを図ってみるなど、積極的に自分を魅せていきましょう。